2006年8月24日木曜日

木の歩道橋デザインコンペ

今日は、木の歩道橋デザインコンペ(こちら)の一次審査があり、30日の本審査に向けて6点の作品が選ばれました。

これは、実行委員として(殆ど役にたってないんですが・・)参加させて頂いている
堀川五条の歩道橋を木製化しようというプロジェクトの中の学生デザインコンペなんですが、私などの建築専門外の人間からすると、素晴らしい作品ばかりで、こういう緻密な模型とCGを使ったプレゼンボードを作れるだけで大尊敬します。
それに驚きなのが、それぞれ作品に本当に多大な時間とコストをかけていて、それを
又、輸送で壊れたら元も子もないので、全国から持ち込んで来るんです。

そんな姿を見ても、今の学生って本当に凄いと思います。
先日も言った通り、目的さえしっかり持てれば凄く力を発揮するのが、年々目的を持てない若者が増えているのが問題なんだと思います。

これなども京都流のコンセプトに合致するというか、小さいうちから地元の事や文化の事、伝統産業の事などに興味を持たせて、目的を持ってもらえる様にしようというジュニア京都検定の理念そのままだと思います。
審査には門川教育長もお越し頂いてましたが、学生に目的を持たせる事が一番有効な教育だという事を私も改めて感じましたし、何とかこういう素晴らしいパワーをもっと発揮してもらえる様、我々は場を提供していかなくてはならないと思います。

ウエダ本社でも微力ながら、そんな事も考えて行こうと思います。

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