2007年3月23日金曜日

京都流社説 ~ タミフルでの情報

インフルエンザ治療薬「タミフル」の10代患者への投与中止のニュースには、皆さん疑問点もたくさんお持ちだと思います。

昨年には新型インフルエンザの恐怖から、タミフルを買いあさり、それでも足りないので、特許に触れない方法があるとかで、どこかの国で作るという様な動きがあったくらいです。

それが一転、10代には使用禁止という措置には、何それ?と思われたと思います。
タミフル服用と異常行動との因果関係について、厚生労働省では認めてはいませんが、いつもながら情報開示については後手というのか、責任を認めたくないのか、疑問ばかりが沸いてきます。

新聞を読んでいて、そうだったか?と思ったのですが、タミフルはそうは言っても唯一インフルエンザに効く薬には変りないのですが、その効果というのは、”一日発熱を短縮する”という事だそうです。
その様な事はご存知だったでしょうか?

私は知りませんでした。
という事は、一日高熱を余分に我慢していれば、タミフルは使わなくて良いという事ですよね?

特に子供の場合はその高熱を我慢するのは大変だし、インフルエンザで死者もでる事もありますから、簡単ではないかも知れませんが、タミフルの副作用と、効果を正確に伝えていれば、こちら側も、しっかり選択できると思うのですが。

これも報道に大きく関係がありますが、特に去年からの報道ではインフルエンザには
タミフルしかなく、それを飲むしか治らない位の印象を与える報道であった様な気がします。

またまた報道批判の様になりましたが、何の場合でも両側の情報を伝えて欲しいと思いますし、今回の場合では厚生労働省でも、そういう情報開示をして欲しいと思います。

タミフルを飲まず一日我慢するか、服用する場合は、こういう副作用もある可能性がありますと。だから抵抗力がついている10代は、タミフルを使わず、一日我慢させた方が良いのではないかという事なんじゃないのでしょうか?
難しい事はさておき、そんなくらいの情報を、もっとしっかり話すべきだと思います。

それくらいは簡単な事だと思うのですが?

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