2011年10月1日土曜日

11'10月ウエダ本社社報

《原則に従って考える》

昨日、ベストセラーとなった“デフレの正体”の著者でもある、日本政策投資銀行参事役の藻谷浩介氏のセミナーがありました。

藻谷さんの理論も特徴的で、マクロ経済の専門家の中には、異論をお持ちの方もおられる様ですが、そこで使われるデーター、特に15歳から64歳までの人口統計の推移は異論を挟む余地がないところです。

誰もがこの年代層が減っていき、65歳以上、その中でも75歳以上という方々が急激に増えていく事は、想像するに容易い事ですが、問題は、その当たり前となっている事実を、言葉だけで捉えず、想像してみる、その中で自分は、どの様な状況でありたいのかを考えるという事が必要だと思います。

 ウエダ本社としても同じ事で、この人口推移を想像するだけで、オフィスという箱が、いかに要らなくなってくるかという事が想像できると思います。

その様な人口構成の世の中になるのは避けられないのですから、その中で我々は、どの様な人向けに、どの様なサービス、特徴を持っていくのか?それを考えないといけないのです。

又、個人においても、その様な状況に向かっていく中、それぞれが理想とする仕事や人生にしていく為には、どの様にすべきなのか?それをウエダ本社で実現できる事なのか?実現していく為にはどの様な事が必要なのか?を考えなくてはいけないと思うのです。

その必ず起こってくる事象に対して、できるだけ早くから、深く、考える様にして欲しいと思いますし、それができれば、どんな時代になろうとも、ウエダ本社のメンバーは、生きていけるという事になると思います。

そのどんな時代になっても生きていける人達が集い、ウエダ本社として、理念、使命から落としこんだ展開の中で、自己実現を果たしていく事、それがこれから、我々の目指すべき姿です。

オフィスという箱は大幅に減っていくでしょうが、仕事はなくなる事はあり得ません。
我々の目指すべき事は、社会人となって、起きている間の殆どの時間を費やす職場の環境を豊かにする事、仕事観を変革し、殆どの時間を費やす仕事をイキイキとしたものにする事です。

人口分布が変わろうとも、ウエダ本社としては、この原則に沿って考えていくのみです。

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