<大転換元年>
昨年は決して風化させてはいけない、大災害に見舞われた年でした。
東日本、福島は、数十年に渡って復興に取り組んでいかなくてはならず、直接被害を受けていない我々は、切らすことなく、関心を寄せていかなくてはならないと思います。
明けて2012年という年は、今までにもあまり例がなかった様な首脳交代の年であり、アメリカ、ロシア、中国、フランス、韓国、という国々で首脳交代のある年です。
特に中国や韓国では、それぞれの国での選挙に向けて、政策的に、日本バッシング的な動きが起ってくる可能性もあり、世界情勢や、その中の日本の状況もかなり不安定なものとなっていくと思います。
又、国内でも、長期的な円高や、場当たり的な国内政策への嫌気などから、大手メーカーの海外流出も進んでいくと思われますが、そんな中で、もう一つの2012年問題とも言われる、雇用延長となっていた団塊の世代の完全退職もあり、国内産業、国内のノウハウという点においても、厳しい問題が突きつけられてくると思います。
その様な状況下で、我々の対象となるオフィスを取り巻く環境では、それらに加えて、3・11以降、働き方やリスク管理についての大きな考え方の変化により、既存の価値観が大きく変化していくと思います。
又、ソーシャルメディア、クラウド、というものは、インターネットやWEBというものが登場した時以上の変革をもたらす可能性さえあると思います。
持たざる者が繋がりあって、大きな力を生み、見えない所で地殻変動を起こしていっている様にも感じます。
そう考えると、今から起ってくる事は、既存のビジネスモデルでの成功に安住している所や、資産をたくさん保有している所にとっては、大変難しい時代であり、対して我々の様な中小企業には、凄く大きなチャンスがあるのです。
南ビルを起点に、ウエダ本社は、今年、その新しい価値観で浮上していく元年としたいと思いますし、既にその要素は整ってきつつあるのです。
それを認識して、今年は、反転させて行きましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿