2012年11月11日日曜日

テラルネッサンス世界会議

衝撃の島根の続編もまだ書かないといけないのですが、先に昨日参加して来たテラルネッサンスの世界会議http://www.terra-r.jp/contents/?blogid=12&catid=47&itemid=318について書かせて頂きます。

10日に早稲田大学、17日には京都のひとまち交流館で開かれ、当初は京都で参加するつもりが、17日も出張で行けない事が分かり、予定を調整して東京に参加する事にしました。

実はこの日、うちの会社では、World Shift学生板のイベントが開催され、それに対応する予定だったのですが、そちらはスタッフに任せ、会う事になっていたゲストのgreenz.jp兼松さんにも断りを入れて行きました。

何せテラルネッサンスは、ウエダ本社にとっては大事な"店子"さんでもありますし、私の知っている限りでは、最も今の日本において、他のNPOや、社会起業家達が目指していくべき姿であるか少なくとも、その姿に近い団体であると思いますので、実際にもっと成功しいていく必要があると思うからです。

この場所を提供された、早稲田大学大隈塾塾頭代行のジャーナリスト高野孟さんも、テラルネッサンスの自立型のスタンスが重要との認識から協力されたとの開会挨拶でスタートしました。

そして、元リッツの高野登さんの基調講演では、ホスピタリティーの原点、究極は、相手
の懐に入っていく時に自分の存在を消せる人であり、どうやって人に寄り添うか?どうやって人の良さを引き出すか?という事においては、ピラミッド型の頂点に居るTOPではなく、ラウンド型のセンターに居るTOP、そんな関係が良いのでは?と仰っていました。

"当たり前のレベルをどこまで上げる事ができるか?"
サラリと深いフレーズを言われるのですが、各個人がそんなレベルを上げていく事が、気
づきのレベルを高め、他者への配慮ができ、寄り添い、個々の良さを発揮した組織が生ま
れ、世の中も良くなっていくのだという所が、高野さんの基調講演が、テラルネッサン
の活動報告に繋がるところなのだと思います。

その後は、コンゴ、ウガンダ、カンボジアそして東北と、現地スタッフからの活動報告な
のですが、200人を前に発表した事なんてなく、そもそもこの為に初めてパスポートを
取り、飛行機に乗って来日した海外スタッフは、緊張しながらも、テラルネッサンスや、
それを支援して集まっている人々に自ら感謝を伝えようとされているのが感じられ、清々しい気持ちになりました。

パネルディスカッションでは、大久保寛司さんが一般客で一番前に座っておられるという
やりづらい会場で、本間正人さんが会場全体を巻き込むコーディネーションで纏められて
おられたのも印象的でしたが、そんな中でも、鬼丸、小川の両雄は、どんなフリでも短時
間に、事実と思いとやるべき事を纏めて答えて、絶対に外さないのですから、お見事というしか有りませんでした。

内容盛り沢山であっという間の時間でしたが、その後の懇親会には、仕事で来れなかっ
鬼澤さんも駆けつけられ、本当に民族や国籍、言葉なども関係ない、人と人との温かい
がりの中で一日過ごさせて頂きました。

形は違いますが、来週の京都大会では、いつも明るく本当に頭のスマートなトシャの講演
他、現地スタッフ報告がふんだんにありますので、是非、都合のつく方はご参加下さい!

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