2006年11月16日木曜日

桜橘庵

今日は以前にこのブログでもお話した事のある桜橘庵(HPはこちら)という所にお邪魔しておりました。
京都ツアーというブログに出てくる、主に外国人向けのゲストハウスという事で紹介していた所です。

ここは御所近くの、元は江戸時代の儒学者皆川淇園の私塾である弘道館であったという所で、とてもこれが京都の街の真ん中にあるとは思えない、広さと静けさと佇まいです。
それが、会員制のゲストハウスとして11月からプレオーオープンされており、私の紹介した方との今後の展開の話があり、私もお邪魔していたというわけです。

元々は、外国の方をお招きして色々な文化をお見せする様な場所を造りたいとのコンセプトであった様ですが、私はこの話を聞いた時から、日本人いや京都人にでもすごくニーズのある話だと思っていました。

お茶やお香など敷居が高いと思いがちなものでも、こちらでは、最初は誰でも知らないんだという事から、その人のレベルに合わせてご対応頂けるので、私の様な文化度が低い者には大変ありがたいと思います。

このポイントが多くの伝統産業や文化には欠けているのだと思います。
それで、一部の方だけで行なわれていて、京都人ですら知らないという事が問題なんだと思います。
それで文化度の低い私が、もっと知らしめるべきじゃない?との思いから、こんなサイトまでやる様になったわけですが、レベルは全然高いですが、この桜橘庵さんも
決して迎合したり、レベルを落とす事はする必要はないが、知らしめる、そして文化に触れる、体験する、という事が重要だし、そんなコンセプトの場所がなかったという事で始められたわけです。

てな事で、京都流のコンセプトに共通する部分もありますし、何よりも私が勉強させて頂いて、文化度を高める為にも、今後桜橘庵さんについても微力ながら応援していきたいと思います。

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