2013年8月3日土曜日

コペルニクス的転回

決算期を変更しての第一期も今月で最終となりました。

約一年前、皆には底打ち宣言をしたとは言え、まだまだ3歩進んで、2、5歩下がるといった日々を送っています。

しかし今期は、うちの会社にとっては、大転換期となりました。

長年に渡り、いや、ウエダ本社に来た時から、自社が全国に向けて発信していく事、自社が頭に立ってプロジェクトをコーディネートする事、そして、企業とも単なる物売りではなく、パートナーとして継続的に取り組んでいく事を目指してきました。
それが漸く、いくつか目に見える形として手掛けられる様になったのです。

当社主導で全体の絵を描いた国立大学の新設案件、青山での大規模なシェアオフィスビルの全面施工管理、そして今朝日経新聞にも載っていた、関西で最大級となるリノベーション物件のプロデュース。
これらは計上される数字面でのプラスどころではなく、ウエダ本社にとっては、天地がひっくり返る程の、正にコペルニクス的転回なのです。

ここのポジションに持って来ないと、激減していく卸や下請けとしての付加価値や存在意義が、消え失せていくのは見えていました。

ここのポジションに立つ為に色々な活動も行なって来たと言っても過言ではありません。

この間の変化で、方向が違うと辞めて行く人も居ましたし、これからも有りますが、それは止むを得ない事だと思います。

しかし、でき得るならば、ずっと苦労して来てくれた旧体制からのメンバーも、最終的には羨ましがられる企業の社員、もしくは幹部、そして社長とまでなってもらいたいと思ってきました。

先日来、中途採用の面接を行なっています。
辞める人の補充もあるのですが、ここからは人員の補強も、少しは余裕の持てる様に、以前から居るメンバーとうまく連携してくれる様に、積極的に進めていきたいと思います。

これも昨日発表されていましたが、一昨年、昨年と続けてリニューアルした当社の南ビル、北ビルが合わせてノミネートされていた日経ニューオフィス賞では優秀賞とはいきませんでしたが、近畿ブロックでの特別賞として、リノベーション賞を頂きました。

来期は、ビルも組織もリノベーションする会社としていこうと思います。


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