昨日FBに入れていましたが、クリスマスプレゼントの手配を忘れていたある施設に、何とかプレゼントを持って行く事ができました。
ここは、稲盛さんが自費で建てられた、虐待を受ける児童の養護施設ですが、出来て8年目、最初の年から、クリスマスプレゼントを送っていたのですが、これがうっかりしていて昨夜に思い出し、今年は間に合わないかと焦りました。
と言うのも、年代はバラバラ、状況もバラバラの子供達がたくさんいるので、通常の物では選定が難しいという事と、又、支援者などから物を貰えたりする事は、子供達にとって、甘えになってもいけないという施設長の考えもあり、皆で使える物、施設で使ってもらえる物で、子供達にも喜んでもらえる物を考えないといけないので、なかなか難しいのです。
考えた挙げ句、先日、月食もあったし、あれが切欠で興味を持つ子も居るかも?と天体望遠鏡を思いつき、買って届けに行きました。
スタッフの方に渡して帰ろうとしたのですが、名前を言うと、初めて会う方なのに、情報共有されているのか、知って頂いていた様で、リーダーの方を呼びに行って頂きました。
”今年は中学三年の子が多く、今受験でスタッフもピリピリしてます”と言われていました。
多分スタッフの方は一生懸命、何とか皆が独り立ちできる様に、しっかり大学までは行ける様にと考えられているのだと思います。
年に一度しか行かない者がとても偉そうに言える権利はないですが、でもそんな辛い経験をして来た子らには、私個人的には、何とか生きてるだけで、そのままで素晴らしいと思ってくれたらなという思いが有り、またまた沖縄教育出版さんの話をさせて頂きました。
I'm OK, You are OK, We are OK. 皆、そのままで素晴らしい。
沖縄教育出版さんのベースの精神で、障害を持った方もイキイキと信じられない働きをされる由縁です。
私が居る間にも、施設に預けられている子のお母さんが面会(一緒に暮らすと虐待をするので、普段は離れて生活させ、徐々に距離を縮めていくのです)に来ていましたが、やはり普通の親子の感じとは違っていて、横に居ても、心苦しい感じになりました。
皆それぞれ、子供との関係、親との関係など家庭内で問題は多かれ少なかれ持っていると思います。
クリスマス、何の予定も無いとか、ボヤいていませんか?
何もなく、過ごせているなんて素晴らしい事ですよ!
最後のフレーズだけは、何処へも連れて行かない、うちの家族へのメッセージです(笑)
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