2009年2月1日日曜日

平成21年2月社報~世界不況下において、ウエダ本社の役割

【 社      報 】
平成21年 2月 1日
株式会社ウエダ本社
《 世界不況下において、ウエダ本社の役割 》

オバマ政権が発足し、まずは黒人初の大統領、厳しい環境を乗り越えて来たファーストレディーを祝福する、和やかなムードと大きな期待に包まれています。
しかし、オバマ政権は史上最大の難局を抱えてのスタートと言っても過言ではないと思います。
米国が膨らまないと、世界にも循環していかない一国集中した中では、サブプライムに代わる新たな基軸を作っていかないと、米国自体、そしてそれにぶら下がっている世界全体が維持できない構図になっています。
その中には、戦争というリスクもおおいにあると思います。

その様な中で、米国を追いかけて来た日本は、ここでこそ独自の価値観を作り上げていくべきであると思いますし、今回の不況は、日本が本来の価値観を再認識し、日本人が自国の優位性を認識する、絶好のチャンスであると思います。
しかし残念ながら、日本の今の政治状況では、“change”などは起こる可能性がありませんし、世界で戦っている大手企業も、グローバルスタンダードという名の下、日本独自の価値観で経営するという事は難しいと思います。
そういう意味では、今回の不況を大チャンスと捉え、日本の価値観を変えていける可能性があるのは、一部の中小企業ではないかと思います。

今月、ウエダ本社では2010年新卒採用に向けた会社説明会を行います。
約10年前ウエダ本社に関わり、不採算、不良資産の整理を行なって採算を合わせ、その後少しずつ中途採用を行ない、体質の変革を図りながらも、その背景や価値観などの違いを纏めるのに苦労してきました。
ここからは、我々の価値観に共鳴した人を採用していく事となり、ウエダ本社の価値観を全面に打ち出していく事ができると思います。
ウエダ本社ではこの機に、充分な基礎体力を養っていき、世界が不況を脱出する頃には、日本の価値観を変えていく一部の中小企業の一翼を担っていきたいと思っています。

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