2007年11月21日水曜日

マンガ学科と京都国際マンガミュージアム

昨日、京都精華大学のマンガ学科の牧野教授にお目にかかってきました。

牧野先生はマンガミュージアムの研究センター長も兼務されており、マンガ教育ともいうべき分野を開かれておられる方です。

大変お忙しい中、長時間お話を聞かせて頂き、私のマンガに対する概念が全く変わりました。
その際も申し上げたのですが、お話を聞いて感じたのは、マンガを描くには、右脳と左脳が両方使われないといけないという事です。

勿論、感性が良くないといけないですが、それに加えて、ちょっとした絵や、短い一言、擬音語などでその状況を見事に説明するという事は、それを実現するためには、全体を体系的に掴み、論理的に解釈もできないといけないわけです。

牧野先生はマンガで色々な表現ができるという事を示し、色々な道を切り開いていこうとされていますが、その切欠となったのは、その後、精華大の教授に迎えられた
竹宮恵子さんが、エルメスの社史をマンガで描かれたいたのを見られたからだそうです。

こんな事も日本ではあまり知られてないと思います。
あのエルメスが社史をマンガで作り、パリの店においているそうですが、そんな凄いことを日本人はもっともっと生かしていくべきだと思いました。

ましてや京都には、世界に一つのマンガミュージアムもあるのですから、今後こういう資産も有効活用して行きたいと思います。

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