2013年10月19日土曜日

ISFネット沼津開所式で想いを改めて

今週金曜日は、ISFネットグループ沼津の開所式に行ってきました。

今回も青山での物件に引き続き、弊社で担当させて頂きましたが、そのスピード感には驚かされながらも、うちのスタッフはソツなくこなしてくれ、無事開所式を迎える事ができました。

渡邉代表とはポイントでしかお会いしませんが、いつお会いしても、自分の中途半端さに、複雑な心境になります。

使命感の高さ、事業構想力、実行力とそれを継続するだけでなく常に向上させていく意志の強さ、私の知る限りの大経営者と比べても一番ではないかと思います。

2000年に4人で創業された会社は、今やグループ3000人となるそうで、ニート、引きこもり、身体のハンディキャップなど、就労について困難とされる20数項目に当たる方々が約3割を占める中、思いだけではなく、成果も残していかれているのです。

算盤勘定で生きている人には全く意味が理解できないでしょう。

思いだけで頑張っている人には、どの様に壁を乗り越えているのか、不思議だと思います。

毎朝?2時半に起きて、未来ノートに向かって構想を練り、行動をチェックし、運動を兼ねて歩いての通勤時には、イヤホンで電話しながら幹部の方々と報告、指示の時間とされ、会社に着く頃には、社長としての会社の仕事は終わっているのだと思います。

日中は、講演なども含む、就労困難者を受け入れる世の中への啓蒙活動に奔走し、夜8時には就寝される生活で、365日休み無しですから、真似できる人、少なくとも、それに負けないでやろうとする人は居ないのではないでしょうか?

渡邉さんも数年間は盛和塾でみっちり学ばれたそうですが、これぞ明確な"誰にも負けない努力"ですよね。

ちなみに少し前までは5時起きだったのが、4時になり、少し聞いていない間に2時半になっていました(笑)

こんな生活、多くの人は、幾ら成功しても楽しくないと思われるでしょう?

実際、多くの成功者や経営者の方々も、たくさんのお金を稼いで、豪華な物も買い、銀座や新地や祇園で豪遊?という話も多いですし、大物になるには遊ばないと!と、飲まない私などにはアドバイス頂くケースもよくあります。

私もその考え方は間違いだとは思いませんが、それを目指す事自体が何か結局、自分が大きくなりたい為であり、私には全然羨ましく見えない、ハッキリ言えば、格好イイ生き方には見えないのです。

障がいやハンディキャップで就労できない人達に仕事を作る、それも補助があるから月1万円強という給料ではなく、人間の尊厳を持ってもらう為に、正当な給与を稼げる様にする、という強い想いで日本全国にこの様な場を作り、自社での雇用と、他社にも働きかけて、現在740万人とも言われる就労困難な方々が働ける世の中を目指すという使命に向かい、その為には遊びなどの時間は殆どないはずですが、人生楽しくてしょうがないと仰る渡邉さんの方が圧倒的に格好良く見える私は、やっぱり、おかしいのでしょうか?

たくさんのお金を稼いで、欲しい物は何でも手に入れる事が出来て、リタイアしてハワイかどこかでゆったりと過ごす、普通の人が羨む様な話、私の場合は何故かあまり惹かれず、渡邉さんのように、趣味は仕事というのか、使命に向かう事という方が、何の為に生まれてきたのか?という事を素直に展開されていて羨ましく思えるのです。

そういう想いはありながら、中途半端で結果も出せていない自分があぶり出され、複雑な心境になるのです。

中途半端では、単なる"面白みの無い奴"となってしまいますから、私も今考えている方向で絶対的に結果は出したいと思います。

伊那食品の塚越会長が、「長期雇用や年功序列など、徹底的に人を大切にする経営で、ちゃんと成績が出るという事を世の中に証明したかった」と仰っていた事がありましたが、私も中途半端で、単なる"無趣味で面白みの無い奴"とならない様、10年後には働く環境を変え、"人を大事にする会社が長期的には成功するという事を証明したかった!"と言える様に頑張っていきたいと思います。

その時に、誰にも聞いてもらえず、独り言の様になっていない様にしないといけないですね(笑)

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