2007年10月10日水曜日

宇治人形-知られざる茶の木人形の世界-

先日も私のブログで、中・高の同窓ですという人がおられて驚きましたが、以前も私の祖父にあたる岡村楽山と茶の木人形について書いていました所、それを研究されておられる方から連絡を頂いたという、ネットの威力を思い知らされる出来事がありました。

その方は宝鏡寺の学芸員で花園大学で非常勤講師を務められている田中正流さんという方ですが、その方の協力で今月22日~12月15日まで、花園大学歴史博物館第二展示室において、上記の展示会が開催されます。(詳しくは<a href="#">こちら</a>)

これは宇治の方でも、もうご存知の方が少なくなった茶の木人形を、今集めて残していかないと記憶からも途絶えてしまうという事から開催されるもので、その茶の木人形の中で、岡村楽山はかなり重要な役割を担った様です。

私にとって本当に有り難い話ですが、この楽山という祖父は私の親父が若い時に亡くなった為、会った事もなく、親父からも殆ど聞いた事がなかったのですが、本来なら全く途絶えてしまう筈であった情報を、研究していて下さる方がおられ、私が全く知らない事を教えて頂けるのですから、これも本当に不思議な感じがします。

全く、ウエダにも、京都にも、伝統産業にも無縁で過ごして来た私が、ウエダに来て京都流というサイトを立ち上げ、殆ど父親からも聞かされた事がなかった祖父の話を、両親が亡くなってから、自分が立ち上げたサイトを通して知る事になったという、本当にすごい話です。

もしお時間あられる方は、一度見てみてください。
この祖父である岡村楽山がいなければ私も生まれておらず、という事は京都流も出来てなかったわけですから、そういう意味では京都流のルーツがそこにあるかもしれません。

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