2018年12月24日月曜日

utena works という会社

本日12月22日で、ウエダ本社の100%子会社で女性活躍の問題を専門に扱う株式会社メガミは、utena works 株式会社に社名変更致しました。

今年の6月に前代表から退任の申し出があり、実質は10月から私が代表を兼務していましたが、この度、社名も含めて一新する事にしました。
それにつれて決算期も12月末とし、来年1月から新年度としてスタート致します。
と言うと全て新規一転!という感じですが、今期は特に大赤字で債務超過となっていますので、ゼロというよりもマイナスからのスタートです。
私自身は、やりたい!という人に、やりたい!事をやってもらいたいのが基本的な考え方なのと、特に女性の問題は女性でしか分からないと思っていましたので、方向性のすり合わせはしていたつもりが、実質は放任となっており、ウエダ本社との連携を生む事が出来ず、こういう状況になっている事は、私自身の責任だと思います。
しかし、そもそもウエダ本社での展開も、管理型への反発、人それぞれの個性を生かす経営やそれによる価値創造を目指してのものですので、やりたい!という人が一番で、その想いを持った人が自主的に進めていく組織を広めていきたいと思っていますので、自主性と放任の違いは、まだまだ頭を打って失敗も重ねながらも、この先も進めていくと思います。
女性の問題は女性が代表となって、と思っておりましたが、代表になって、色々聞き進めていく内に、この問題はやはり大変な問題であると同時に、これを崩さない限り、ウエダ本社として目指す世の中像は描けないという想いが強くなるばかりで、今では、自分自身がアントレプレナーになって創業していく気持ちとなってワクワクしているのと、意外とオペレーションは別として、マネジメントの所では男性が入った方が良いのでは?という気もしてきています。

私自身、30歳でわざわざ独立創業しながら、家業の立て直しをする事となり、その後は、元々あった事業をどの様に転換していくか?と、それこそ人をどうするか?組織をどうするか?という事ばかりを行って来て、自分の考えで自ら創っていくという事ができていなかったのですが、50代も半ばとなって、改めて独立創業時に近い気分を味わっています。
ただ独立した際と違うのは、始めから想いを同じくして、それぞれが家庭を持つ主婦という当事者からの目線で行動してくれる人が二人もいる事で、これは心強い限りです。
又、この二人の姿勢が有難いのと同時に勉強にもなるのですが、ウエダ本社スタッフとの関係の取り方や、仕事や役割に対しての意識が素晴らしいので、これまで全くリンクしてなかった関係が、既に見事に入り込んでくれているのです。
という事で楽しみではありますが、マイナスからの立ち上げですので、こちらは特に、皆さま方のお力をお借りしたいと思いますし、本当に個々に頼っていくと思いますので(笑)、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

今週まで、ウエダ本社ではスタッフとの面談でした。
そもそもの、人はそれぞれ皆違って、やりたい!事を、やりたい!人がやるべき、というベースの考えに加えて、私がアントレプレナーとしてやっていきたいという意識もあって、ウエダ本社スタッフには、より自主的な動き、成長を期待してしまうので、一喜一憂していました。
今の日本では、多くの女性が就労困難者になってしまう問題に対して、一方では少子高齢化による恒常的な人手不足と、他方ではイヤイヤ働く、もしくは盲目的にやらされ感の中で無味に働く人が多数いるという馬鹿げた構図になっています。
外国人労働者の問題から移民受け入れなどを論議する前に、目の前や周りにいる就労困難者の問題にしっかり向き合っていく事、そこに向けていく為にも、utena worksでは、女性が活躍できる社会、環境を広げて参ります。
という事で私も、ソーシャルアントレプレナーの仲間に入れてもらおうと思います!


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