2017年11月12日日曜日

信頼のブロックチェーン

今週は、トピックスだらけで、完全に脳の許容をオーバーし、固まった状態になっています。

まずは、鎌倉で行われたコクリキャンプに初めて参加しました。

コクリキャンプというのは、地域、日本、世界の未来を見据えて“日本レベルのコ・クリエーション”を起こすという目的で、リクルートの三田さんの強い想いで始められたものですが、招待制で全国から120人の実践者が集まり、丸一日、ディスカッションなどを通して、仲間を創り、新たな種火を生み出すことを目指したものです。

三田さんや、このプロジェクトの事は聞いてはいましたが、三回目の今年、初めて参加させて頂いて、その構想力、巻き込み力、そして構想したことに対する細部にまで至る実行力に感服しました。

場を創る、人を繋ぐという事や、その想いにおいては、京都流議定書も同じ所があるだけに、いかに自分が大雑把で、頼っているのか、その違いを痛感してしまいました。

招待制でこれだけ、地方、都会、NPO、官庁、大企業、アントレプレナーなど、地域、立場を交差して集めておられる事に感服しましたが、それぞれの地域や分野で活躍される方々が、実際に繋がっていく大きな可能性を再確認しました。

翌日は幕張での展示会で、AI時代においての働き方の変化を考え、週末参加したトップフォーラムでは、東大の西成教授から渋滞学というものの科学的な見方を学び、土曜日午後は、京都に戻って理事を務める信頼資本財団の信頼デイに参加して、こちらでは現在その実践者でもある合同会社SARRの松田さんから、ブロックチェーンの考えるべきポイントを学びました。

そんな状況ですから、一つ一つで、長ーいブログネタにはなるのですが、ご興味ある方は個別に聞いてもらうとして、全く別々の事ではあるのですがその見えない底流の所では全て繋がっていて、時代は大きく変わっていっているのを感じました。

渋滞は何故起こるのか?については、高速道路などでは詰めすぎが原因で、きっちりと車間距離を取り、飛ばし過ぎずに走った方が、結果的にはスムーズに走れたり、出口が一か所しかない部屋から大勢の人が出る際に、出口の前に障害物があった方が、かえって早く全員が出られる例などを、実験動画を交えその理屈もお聞かせ頂きました。

短期的に早く行こうとすると、長期的には遅くなるという理屈は、正に経営で言えば、この勉強会でご一緒させて頂いている塚越会長が仰っている年輪経営、そして我々も目指している方向の経営スタイルが長い目で見れば正しいという事を、科学的にも証明して頂けた感じでした。

そんな研究をして来られた東大の西成教授も、塚越会長の事は最も尊敬されていたそうですが、今回初めて会われたそうで、知らないところ、しかも全く関係のない渋滞学という分野で研究されている伊那食品さんは、やっぱり凄い会社だと思います。

ブロックチェーンは、ビットコインなど、電子マネーのイメージが強いですが、大事なポイントは、個と個が自立して繋がっていくので、これまでの中央集権的な運営、管理などが必要無くなるという事で、今週、体感、勉強させて頂いた、コクリプロジェクトの様なうねり、渋滞学、信頼に、AI、人工知能というものが絡んで、間違いなく世の中を変えていくと思います。

第四次産業革命は、人、価値観、信頼のブロックチェーンがベースになっていくのでしょうね。

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