2016年9月18日日曜日

”伝わる”技巧派投手へ

今週も一週間振り返ると、沢山の方とお話ししました。

沢山というのは数ではなく、色々な軸において反対語にもなる様な、本当に幅広い方々とお目にかかっているという感じです。

そんな中、自社での出来事も含めて、キーワードは”伝える”という事でしょうか。

月曜日に行われた、大久保寛司さんのセミナー

ゲストは、ローカルキャリアカフェの川人ゆかりさん。

この方も私が紹介した事から、大久保さんに紹介しているのは、若いチャーミングな女性ばかり?という疑いもありますが、たまたまです(笑)

川人さん自身、今ドキ無い背景の持ち主で、キューバ、コロンビアと、危険地域を渡り歩きながら、日本の方が深刻な状況にあるのでは?という気づきから、日本の過疎地域に入り込んで活動する事になったのですが、それだけに、浮ついて目立とうという気が一切なく、むしろ、淡々とプレゼンを行うのですが、プロジェクトや事業などの組み立てや、進め方などは、しっかりと構成を考え、地道に進めていけるので、目立つ必要もないという事なのだと思います。

そんな川人さんですから、ちょっと感動的な話も期待している?大久保さんのセミナー受講者には、ちょっと伝わっていないかな?という感じもありました。

そんな感じも受けられてでしょう、大久保さんが、彼女にいくつか質問をしていかれると、それに見事に、その背景やそれに対する考えとその取り組みを、一つ一つ完璧に答えていく彼女の話に、皆さん惹き込まれ、最後には、皆さんが口々に、”凄い”と大称賛されて終わる光景に、大久保さんの”伝える”力を改めて見せつけられた感じでした。

”伝わっていないのは伝えていないのと同じ”   

”伝えると伝わるは違う”

伝える側は、相手が受け取れる技術によって変える、という意識が必要であり、受け取る側になった場合は、どんな球でも受け止める技術を持つ事が必要との事でした。


水曜日にKYOCAで開催された京信さんの女性起業家サロンは、黒岩さんの講演でした。

フレンチレストランとしてのル・クロも有名ですが、もっと有名というのか、特異な存在であるのは、
独立が当たり前、競争が当たり前の世界で、”またあの人と働きたい”という黒岩さんを評しての本がある様に、その人づくりというのか、人に対する考えと仕組みが素晴らしいのですが、その展開などをたっぷり二時間話され、女性起業家の皆さんには、伝わるだけでなく魅了してました。

金曜日にはクオリア朝食会がありましたが、毎回楽しみにしている堀場社長のお話しでも、

”直球の話は伝わらない、分りやすい例え話をする”

というお話しや、目標をしっかり定める事、研修という基礎をしっかり行い、その上の応用としての判断をさせる為の仕掛けづくりなど、社員にどの様に伝えるか、その為の取り組みなどの一端をお聞かせ頂きました。

そんな、”伝える”、”伝わる”がキーワードなった一週間、私の方は、まだまだ社内では伝わっていないなあと思います。

以前に比べて、少ない滞在時間でも、それを見計らって、色々と相談、報告をしてくれる様になってきた事は、それぞれの役割や、意識を高めてくれている証拠だと思いますが、まだ、自分の領域以外は知りません的な感覚や、やれていない事への責任回避的な発言などもあって、ついつい、二、三球目には直球を投げてしまいます(笑)

投げる私も、臨機応変に球を投げ分けられる技術、皆の方が、直球でも受け取ってくれる気になる仕組や、私自身が人間力を身に着ける事、色々な事を並行して進めていかなくてはならないですね。

ただ救われるのは、堀場社長も仰る様に、そんな組織は一日ではできなく、10年、20年とかけて、そうなっていくのだという事です。

もう50代、そろそろ技巧派投手に転じなくては。。



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