2016年2月5日金曜日

報奨旅行で思うこと

 
先週土曜日から、シンガポールに行っておりました。


富士ゼロックスさんの特約店に対する報奨旅行で、うちの会社は、毎年五名程、海外旅行に招待して頂いており、社員と共に参加させて頂いておりました。

通常、この種のものは、販売員のインセンティブの為に設けられているのですが、うちの場合は、コピー販売の者だけがその様な特典があるのは不公平との事から、ゼロックスさんにもお願いをして、他の社員にも順番に回しています。
又、メーカーさん的には、オーナーや事業責任者に向けてのインセンティブでもあるのですが、これも、できるだけ社員に回すという目的から、わがままを言って、私は、都市部の時だけの参加で、リゾート地の時は社員に回させて頂いています。

そんな事で、もうウエダに来て10数年にもなってしまいましたが、以前に行った、韓国、台湾、香港・マカオについで四回目の参加でした。




起業するまでギャンブル好きであった私の事をご存知の方からすると、カジノのある時だけ参加している様な誤解を受けるでしょうが、そんな事情から、たまたまです(笑)


カジノがある所へ行くと、日中の行程に加えて夜からの行程がプラスされるので、ずっと遊んでいた感がありますが、社員と共に、非日常の事を共にするのは、違う面も見れたりして良い経験をさせて頂きました。







以前は我々の業界は、こういう会や旅行なども頻繁にあり、ゼロックスさんだけでも、どれだけあるの?という感じでしたが、時代と共に、殆どのメーカーがそういう会を廃止や休会となり、めっきり少なくなりました。

私は接待一切禁止、少しでも驕ってもらう様な事があれば、即刻クビという様な会社でサラリーマン時代を過ごした事もあり、この手の接待的な事は、本来は要らないと思っているのですが、何でも同じですが、白か黒かのどちらかという事はないので、良い所も無くしてしまっている事もある様に思います。

シャープさんが産業革新機構ではなく、鴻海への売却の方向へ向かいそうです。

私がウエダ本社に来た頃、シャープさんでも代理店会があり、並み居る大手家電店のTOPに交じって、むしろ、うちの会社の方が良い扱い(席配置)をして頂いて、驚いて聞くと、電卓が発展の切欠であったシャープさんにとって、その初めに担いで販売したウエダ本社を含めて数社は、シャープにとっては別格なのです、と言って頂いて感激した事を思い出します。

実際、その言葉の通り、歴代の社長は会社にも来て頂いていましたし、10年程前に、町田会長などにもお目にかかった際も、私の親父の事も知って頂いており、当時の事を知っているのは、自分が最後だとその頃から仰っていました。
そんな良い部分も、世界の巨大企業との戦いで、無くなっていったのではないでしょうか?

まだ、こんな報奨旅行に呼んで頂いている間に、うちの会社も再度、そんな大メーカーさん、大企業さんに、ウエダ本社は別格だと言って頂ける存在に再び戻りたいと思います。


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