2015年7月5日日曜日

顧客スタンスの穴

先週辺りから、コピー機ビジネスにおいて、従来無かった発想で展開しています。

一般的に考えれば全然大した話ではないのですが、それでも、ここで詳しく書く事は止めておこうと思う様に、業界的には画期的な事だと思います。

しかしこの展開、もう十年程前から、ずっと、うちの会社ではやるべきだと言い続け、その理由も語り続けて、漸く、スタッフがやる気になって展開してくれる事になりました。

興味持って頂ける方は、”別途”ご説明させて頂きますが、単純に言えば、ただ、真にお客様スタンスを追求するだけの話なのです。

「お客様スタンスに立って」、どの業界でも、散々言ってきたフレーズです。

ただ、本当にそうでしょうか?

多くの業界、いや、ほぼ全ての業界で、自社の利益の為に、お客様スタンスというフレーズを利用しているだけではないでしょうか?

メーカーは以前は、望まれる商品を世に生み出し、それを買ったり、使ったりするだけで、人々を便利にしたり、満足感を与えたりしていたので、物を販売すればお客様スタンスは成り立っていました。

しかし、物が行きわたって溢れる様になり、他社との差別化ができない中では、メーカーのお客様スタンスは、あり得なくなってしまっています。

メーカーは自社と同様の他社商品を販売するなどできないのですから、お客様スタンスではなく、自社発信でのアピールをするしかないのです。


ましてや、我々の様な、物も技術もない小規模ディーラーが、自社スタンスに立って、自社が儲かる事を優先してやっていては、存在価値など生まれる筈がありません。

それを唱え続けて来て、まだまだながら、漸く、そういう考えを持ち始めて、動いてくれる様になってきました。

今週は、リノベーション、町づくり、ある選定委員など、様々な相談を持ち掛けられました。

建築でも不動産でも、デベロッパーでもない中で、相談を持ちかけて頂けるのは、今一番に求められているのは、自社スタンスや、偉い先生の作品の押しつけでもなく、真に顧客の声を聞いて、それを具現化してくれる所なのだと思います。

先月末から、土日は勉強会に行っており、ブログにじっくり向かえていませんが、そこからも、顧客スタンスの穴が大きく見えてきます。

そして、コピー機の展開に、顧客スタンスを感じない方は是非お声掛け下さい。

最後は宣伝になってしまいましたが、これは自社スタンスでの”押し”ではなく、有益な情報提供ですのでご容赦下さい(笑)

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