2014年2月1日土曜日

割烹着を買おうと思った人は、、

今週は凄いニュースがありました。

夢の発明と言われ、ノーベル賞も受賞したIPS細胞よりももっと凄いと言われるSTAP細胞の発表は、ソーシャルイノベーターやベンチャー起業家達に勇気を与えたのではないでしょうか?

過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄しているとまで酷評されたのが、世紀の大発見なのですから、色々な分野においてこんな事はたくさんあって、それらは既存モデルの中からは見出しにくいので、新しい価値観、違う角度から物事を見る事ができる人には、大きな希望を与えてくれたと思います。

山中教授のノーベル賞も一年遅ければどうなっていたのだろう?と余計な心配をしたりもしますが、小保方さんがこの研究をする様になったのは、山中教授の講演を聞いて衝撃を受けたからだそうで、そういう意味では山中教授は世紀の大発見を二つ生み出されたと言えるかも知れません。

研究者は自らの権威付けの為に、人のやっていないことに向かうので、その研究はどんどん細かい所に入り込んで行ってしまって、実用とはかけ離れた研究が多くなり、加えて日本の場合特に、その研究の財源を文部科学省の予算に求めていったりするので、目を向ける先がどんどんおかしくなって行っている様に思います。

それだけに権威を目指してはいない所から、従来の王道的な流れでは無い所から、正に目から鱗の発見になったのだと思いますが、今、各分野で活躍している若いイノベーター達の中には、各分野で、こんな大転換を起こしてくれる可能性を秘めている人が沢山居ると思います。

従来発想に凝り固まった人達にできる事は、せめて染まっていない若い人達の邪魔をせず、ムーミンの絵を壁に描いてもらって、割烹着を着て、気持ち良くやってもらえる環境を作る事ではないでしょうか?

そうか!開発者達に割烹着を着せればいいんだ、と思った経営者、指導者は論外ですので、そんな方は、月刊総務二月号http://wis-works.jp/soumu/soumu_current/で、働く環境について良い論文?が書かれているのでどうぞご覧下さい(笑)

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